成長する人は、批判を受け入れられる人
年度末の仕事が佳境に入っている。多様なクライアントと最終的なやりとりをさせていただいるが。ここで、お互いに批判を受け入れられるかどうかが、すごく大事なポイントだなと思うことがある。
批判を受け入れようとしなければ、人は変わらない。変わるためには、自分とは違う人やモノに出会い、知り、考える必要がある。
一方的に相手をやっかんでの批判はあれなのでここでは特にとりあげないが、批判を取捨選択した上で受け入れられることが重要だと考える。
例えば、クライアントに対してこうしたほうが良いとか、こういう部分が課題ですよ、ということは多々ある。それを聞かない、聞いても受け入れようとしない。それはイコール今の自分を変えたことがない、変えたくない、ということなのだと思う。逆もまた然り。
自分を貫くのを大事なこともあるけれど。側から見てもっとこうしたほうがよいよ、という意見は、率直に聞いたほうがよいと思う。それは、自分では思いつくことのできないイノベーションの種だから。みすみす聞き流すのはもったいない。
地方創生で、よそもの、ばかもの、わかもの(順不同)を受け入れるのが大事、と聞くが、これはまさに変わらなくなった地方の持たない視点を、受け入れるために必要な人たちなのだと思う。
ちょっと辛いと思うこともあるが。自ら、批判的に率直な意見を述べてくれそうな人に、どんどん意見をもらってゆこうと思うこの頃である。