何がしたいかわからない時に読み書きするもの

人生って何、自分は何がしたいんだっけ、あれ、仕事って何のためにするんだっけ、って思った時に読み書きする文章

「風が吹けば桶屋が儲かる」は実社会によく起こることだ

コロナウィルスの影響が色々なところにでてきている。コロナ感染予防⇒人々の活動抑制⇒大気汚染への影響、といったこともあるらしい・・・

www.theguardian.com

何か一つのことが起これば、それが全然違うことへ影響する、あるいはとても大きな変化へとつながる、ということはよくある。"Butterfly Effect"という言葉もあり、

力学系の状態にわずかな変化を与えると、そのわずかな変化が無かった場合とは、その後の系の状態が大きく異なってしまうという現象(Wikipediaより)

 とある。ちょうちょの羽が起こす風も、台風を起こす可能性がある、ということだ。

これだけコロナの出来事で色々なものが変わり、その影響で全然予期しなかったことに変化が及ぶと、どんな時も、自分の人生にそんなところがあるのだと思う。その名のとおり「バタフライ・エフェクト」という映画もあって、本当に小さなことで、人生が変わるということを如実に描いている。(結末が異なる VersionもDVDにはあるようだが、私は本作の映画の結末をとても切ないなと思った)

eiga.com

日頃の仕事の中で「○○でなかったら」という反実仮想を考えることが多いのだけれど、そういうことを考えていると、改めて人生はその瞬間瞬間、「ポジティブである」というのがよいと言われる理由が何となくわかる。「あの時ネガティブだったら、こうだったのに」、という反実仮想よりはあまり意味がないように思うからだ。「やらないより、(ポジティブに思えることを)やる」である。今の状況や自分を肯定して生きることは、あとあと「あの時こうだったら」というようなことを考えず、前向きに生きられるヒントである気がする。ポジティブ即前向き。何も言っていないのだが。岡本太郎の言葉を借りれば、その瞬間瞬間、「危険な道を選ぶ」のだ。そうすれば、本当に、風が吹けば桶屋が儲かる。のではないかと思う。