何がしたいかわからない時に読み書きするもの

人生って何、自分は何がしたいんだっけ、あれ、仕事って何のためにするんだっけ、って思った時に読み書きする文章

7つの事業を持ってみるということ

私の所属は今、2つある。一つは役員として関わる会社であり、もう一つは大学の研究員。そして今、色々迷っていることがある。そのうちの大きな要因を占めるのは、自分が女性であるということも絡んでいると言える。その悩みを、スーパーな女性経営者の方に、聞いてみた。彼女は数十億円で自分の立ち上げた会社をエグジットした経験があり、今もメンタリング等に関わっている、でもとてもフラットで、いい意味でカジュアルな、とても素敵な人である。その結果、2つ、というのが良くないね、という話。もっと、7つとか、8つとか、増やしたら?笑というアドバイス

天井が拓けて空が見えた感じがした。会社が成長段階にあることもあり、一役員として、メンバーとして、頑張った方がよいのではないか、とか、色々世間体のことも気にし始めていた今日この頃。違った。彼女が教えてくれたのは、まず、自分中心で考えること。そして、逆に2つとか、3つとかで悩むのではなく、増やしてみて、走ってみるということ。興味のあること全てに手を出しながら、自分が興味ないというものは、ぽろぽろ走りながら落としてしまえばいい、ということ。今、7つに増やすとしたら。自分中心で、他の人のことを一切考えず、自分がやりたいことをシンプルにやってみるとしたら。

①子どものこと(子育て)

②今の会社のこと

③大学のこと(博士課程含む)

加えて後4つ、考える。

④批評家、物書きであること(論文を除く)

⑤子ども関連の事業で現場を持つこと

⑥女性支援に関わること

⑦芸術関連の事業で現場を持つこと

の7つではなかろうか。

①~③は普段考えていることであり、特に②~③でやろうとしていることは、現場と政府をつなぐことを、研究と実践をつなぐことで実現する、ということである。では、④~⑦は何か。

④は、とにかくものを書きたいということである。会社のブログとかで書いて、公開していることはもちろん多くあるが、それだけではない。自分で、もっと書きたいのである。自分の名前で、本を出したいのである。それが、自分中心の考えである。

⑤は、コンサルや研究ではなく、もっと直接子どもと触れ合う事業をやりたいということである。保育士の勉強もそうだ。居場所づくり、子どもがもっと周囲に愛され、自分や周りを信じ、希望を持って生きていけるための、きっかけづくりをやりたい。特に、非言語ということも含めて芸術(特に音楽、ダンス、絵画)で実践したい。

⑥は、自分を含めて悩める女性のプラットフォームを作りたい。Women Leadという、ボストンに行った時に教えてもらった団体があるが、女性同士が気軽にEmpowerし合えるような、どんどん互いを応援し合えるような、そんなプラットフォームを作りたい。リアルな場でも構わないけれど、大人向けなので、オンラインでやってみたい。

⑦は、ずっと前から構想している、誰でも使えるアトリエだ。図書館のように、ふらっと訪れて自由に絵がかけたり、ダンスが踊れたりする場所。芸術家たちも入れ替わり、立ち代わり、サロンのように利用できる。すべてのひとに開かれた、真の芸術、というものだ。これは、岡本太郎に死後、ぜひとも伝えたいものである。

この7つ別に今の会社や大学の中でやる必要はない。やるためには寧ろ、新たなメンバーと共にスタートした方がよいことの方が多いはずである。7つに増やしてみて、どんどん走ってみる。そうすると、今重要と、自分自身を閉ざしていたものが、実は異なり、新しいものへ、新しいものへと、自分が動いていくかもしれない。

やってみよう。自分中心で。

久しぶりにそんな風に思えた、今日である。