何がしたいかわからない時に読み書きするもの

人生って何、自分は何がしたいんだっけ、あれ、仕事って何のためにするんだっけ、って思った時に読み書きする文章

お金持ちにならなくていいから、カメのようにゆっくりと着実に仕事がしたい

最近年度末ということもあって、忙しい。とかいって、忙しい時ほど、個人的な文章とか、創造活動とかに精がでてしまうのですが・・・

それはさておき、最近新規事業とか、自分のやりたいこと、とか次年度に向けて色々整理もしているのですが、とにかく思うのは、お金持ちみたいにならなくていいから、良い仕事を着実にじっくりとしたい、ということです。心を亡くすようなことは、したくない。追われるように、さらわれるように業務をこなすのは、どんどん手放していきたい。これを言うと、やっぱりあなたは研究者向きよね、とか、アーティストぽいよね、とかいう人もいますけど、それは相対的な見方でしかなくて、わたしは素直にそう思っています。

創造性の低い仕事はこの先どんどんAIにとってかわられる。「創造的」と思われる仕事も、ディープラーニングが進めば「とってかわられる」可能性はある。でも私はこれがやりたいんです、こういう人たちとこういう関係をつくりながらやっていきたいんです、というスタンスがこの先とても重要になってくるんだと思います。なぜやるのか、なぜ生きるのか。

利潤を追求して、あるいは社会的に意義のあることを掲げて、時間を勢いよく燃やすように使いたいと思っていません。そういう情熱的な人も周りにはいるけれど、私はそういうタイプではない。ランプの灯のように、あるいは蛍の光のように、ゆっくりと、着実に何かを照らすように時間を使いたいと思っています。

思えば私は小さい時からマイペースでした。みんなが行っていた塾もなじめなかったし、ピアノとかダンスとかも個人でやることが好きだった。朝練も一人でコツコツやるのが好きだった。人より先を行くためとか、出し抜くためとかそういうのではなく、早い遅いではなく自分のペースでやるのがしっくりくるタイプなんだと思います。大人になって、流されること非常に多くなってきていますけど(それはほぼフリーのように働いている今でもよくあることですけど)、今年は特に着実に自分で時間をかみしめて生きていきたいな、と思っています。カメのようにゆっくりでのろい、と思われてもいい。でも万年、続いていくような愛を残したい。ウミガメのような雄大さをもって、周りにいる人たちとじっくりことに取組んでいきたい。なんだかそういう、美しく、ゆっくりとした、雄大なイメージが浮かんでいます。