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何がしたいかわからない時に読み書きするもの

人生って何、自分は何がしたいんだっけ、あれ、仕事って何のためにするんだっけ、って思った時に読み書きする文章

美学に向かうということ②

 前々回の記事では、『崇高な美学を持つということ』という題で個人的美学の重要性を説きました。

 本日、九州大学の数学者、千葉逸人准教授のインタビュー記事で面白いものがあったので、メモのために引用しておこうと思います。

 ”最終的には自己満足ですね。周りにも「俺は数学で世界を救うんだ!」みたいに立派なことを言う人は全然いなくて、知的好奇心だけでやってる人がほとんどです。だから、結局は自分が死ぬときになって、自分の人生に満足できているかどうかですかね。「俺はいい数学人生を過ごしたなぁ」って思えるかどうか、みたいな。
 ”うーん、この世の全てには数学が隠されてるんですよ。いま座っている椅子も、構造計算とかですね。ビールの泡の流れ方もそうです。現実にある難しい問題には、絶対に美しい数学が隠れてるんです。それを見つけた時の喜びがすごいんですよ。
 ”ロマンだけじゃありません。さっきも言った通り、現実の問題を解決する時に数学は役に立つんです。新しい数学の理論ができて、それを応用にフィードバックして、それで世の中が動いていくっていう。そして、その裏にはやっぱり美しい数学が隠れてるんですよ……!

 現実にある社会・世界を描く数学、私にとってはその他の社会科学(特に芸術)は、本当に美学そのものだと思います。